プロツアー パリに参加してきました。

スタンダード構築はヴァラクートを選択。
色々対策はされているものの、パンチ力は半端なく、
また、新カード《緑の太陽の頂点》の追加により安定性が増したため、以下の形を使用した。
http://coverage.mtg-jp.com/ptparis11/decklist/001235/

このレシピは、出発3日前に某世界チャンプが回していたものを教えてもらった。
上位はコントロールの海であろうことを前提に、
メインボードから対コントロール用のカードをモリモリ突っ込んでいる。

2 《進化する未開地》
5 《森》
11 《山》
1 《怒り狂う山峡》
2 《広漠なる変幻地》
4 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
3 《新緑の地下墓地》
-土地(28)-

2 《ゼンディカーの報復者》
1 《極楽鳥》
4 《ムル・ダヤの巫女》
3 《草茂る胸壁》
4 《原始のタイタン》
-クリーチャー(14)-

4 《耕作》
4 《探検》
4 《緑の太陽の頂点》
2 《槌のコス》
2 《稲妻》
2 《召喚の罠》
-呪文(18)-

1 《酸のスライム》
3 《記憶殺し》
4 《紅蓮地獄》
4 《漸増爆弾》
2 《召喚の罠》
1 《沼》
-サイドボード(15)-

参加者約480人。日本人は約30人。
なんとか50位以内に入り、PT名古屋の出場を確定させたいところ。

◆スタンダード
R1 青黒吸血鬼 Lindroos, Jani [FIN] ×○○
1本目:先手ダブルマリガン。こちらが3ターン目に遅刻してきた《草茂る胸壁》を出すのに対し
     相手は、《吸血鬼の裂断者》→《恐血鬼》→《マラキールの門番》。
     手札の高マナスペルが腐って負け。
2本目:序盤は相手の手札破壊により、《紅蓮地獄》が抜かれるが、
     その間に《ムル・ダヤの巫女》を出しマナブースト。
     そのまま《ゼンディカーの報復者》につながり、1体目はカウンターされたものの
     2体目を出してトークンを巨大化させて勝ち。
3本目:《草茂る胸壁》→《耕作》→《紅蓮地獄》を打ちながら《ムル・ダヤの巫女》という
     スピード回り。次のターンの《ゼンディカーの報復者》はトークンが出る前に 
     《喉首狙い》で撃墜されたものの、後続の《原始のタイタン》が光臨して勝ち。

余談だが、PTで初戦を勝ったのは今回が初である。(これまで8連敗)
やっとこさジンクスが途切れて安心。

R2 ボロス Stoll, Kyle [USA] ○××
1本目:相手がダブルマリガン。こちらは2ターン目《極楽鳥》→《耕作》→《原始のタイタン》。
     更に追加の《原始のタイタン》でスピード決着。
2本目:《ゴブリンの先達》→《石鍛冶の神秘化》with《冒険者の装具》と展開されたため。
     一度《紅蓮地獄》で流すと今度は《戦隊の鷹》が出てくる。
     装具付きで殴られるので、かなり痛い。
     陸と空からのノーガードの殴り合いとなり、
     こちらは《極楽鳥》をブロッカーに立たせつつ、トークン6体を含む
     ゼンディカーの報復者から17点パンチを決め、相手のライフを1まで追い詰めるも
     返しに相手の《反逆の印》で鳥がパクられ、装具付きの鷹含めて8点食らって負け
3本目:《漸増爆弾》で《ステップのオオヤマネコ》をさばいている間に、
     ムカデと鷹が攻めてくる。
     《酸のスライム》で相手の平地を0にして後続の鷹を止めたと思いきや、返しで
     スライムに《稲妻》が打ち込まれ、上陸3回したムカデ+鷹+鷹+ゴブリンの先達で
     11点くらって負け。   

R3 ゴブナイト Bergonzoni, Luca [ITA] ×○○
1本目:《信号の邪魔者》を見てゴブナイトと判断する。これは《稲妻》で対処するが、
     後続の《メムナイト》《羽ばたき飛行機械》《信号の邪魔者》を絡めた
     《ゴブリンの奇襲隊》が襲い掛かってくる。
     こちらの場には《草茂る胸壁》があり、《ムル・ダヤの巫女》で
     土地を伸ばそうとするが、間に合わずに負け。
2本目:《漸増爆弾》を置きながら《紅蓮地獄》で一掃する。
     この組み合わせは相手にとって強烈なブレーキとなり
     無事緑タイタンが着地して勝ち。
3本目:《信号の邪魔者》を稲妻で焼き払った返しに、《羽ばたき飛行機械》
     《羽ばたき飛行機械》《ゴブリンの戦煽り》の3体が出てきて
     《激戦の戦域》で強化されて殴ってくる(実に7点!)。
     更に、殴られたターンに追加の《信号の邪魔者》が出てきたため、
     次は12点食らうことになる。
     こちらの回りも悪くはなく、《探検》→《耕作》とつながり、次は7マナが出せる
     状態になっていて、手札には《緑の太陽の頂点》があるものの、
     《原始のタイタン》を引っ張ってきても解決にならない。
    (この時、赤タイタンを入れなかったことを少し後悔する)
     仕方がないので《探検》を打つとドローはなんと・・・《紅蓮地獄》!
     すぐさま打って、同じターンに耕作も打って、次のターン緑頂点で
     《ゼンディカーの報復者》持ってきて勝ち。あぶねぇ。

R4 ゴブナイト Simonot, Timothee [FRA] ×○○
1本目:相手先行で、1ターン目に手札を6枚使われる。
     こちらは稲妻を持っていなかったため、3キルされる・・・。
2本目:赤マナの土地2枚、極楽鳥、稲妻、紅蓮地獄、漸増爆弾、緑タイタンをキープ。
     紅蓮地獄で一掃し、漸増爆弾で牽制しつつ、稲妻を打ち込む。
     これで相当時間を稼げ、緑マナを引いてきて極楽鳥出して次のターンに
     タイタン出して勝ち。
3本目:8点削られた返しに《紅蓮地獄》を打ち込む。その後も削られ、
     ライフが2まで落ち込むも、
     なんとか《ゼンディカーの報復者》と《原始のタイタン》でまくって勝ち。

R5 ボロス Rosada, Adrian [DEU] ××
1本目:相手先行ゴブリンガイドから終始マウントポジション。
     何もいいところなしに押し切られる。
2本目:ヤマネコと先達に殴られ、ライフが一気に4まで落ち込む。
     《紅蓮地獄》で焼き払ったものの、ムカデ1体と《飢餓と饗宴の剣》が出てくる。
     こちらは《ゼンディカーの報復者》を出せる状態になっているが、
     土地をトップされると死ぬので、《原始のタイタン》を出して《広漠なる変現地》を
     出して(場には山5枚+ヴァラクートがある)構える。
     相手のトップは土地ではなく《反逆の印》でしたorz

構築3-2で終了。

◆ドラフト
発売日と同時に突貫工事で6回ほど練習した。練習時は非常に好調だったため、

・マナマイアに拘らなくても戦えるデッキになる
・金属術は少し達成しにくくなった感があるため、
 純粋にパワーのあるカードをピックする方針がいいかもしれない
・ミラディン包囲戦で感染は強化されているが、白は避ける
・1パック目のミラディン包囲戦では、なるべく単色に近い形でピックし、
 2,3パック目のミラディンの傷跡で受けを広くする形が良い
・コモン同士のお手軽コンボ術も幾つかある
 →《生体解剖》と《マイアの種父》、《胆液の水源》と《錆びた斬鬼》 など。
・相変わらずレアは強い

という戦略を頭の片隅に置いてピックした。

ミラディン包囲戦では、初手《金属の嵐》から赤中心にピックするが、
返しで火力が流れてこない。
《エズーリの大部隊》から緑に参入し、強引に赤緑金属術に持って行く。
パワーカードは多いものの、コンバットトリックなし、除去少な目の、
単調で押せ押せの赤緑になる。

R6 青黒コンっぽいの Turtenwald, Owen [USA] ×○×
1本目:相手後手を選択。カウンターと除去で凌がれつつも、
     《ファイレクシアのジャガーノート》を着地させると《決断の手綱》でパクられる。
     更には《執行の悪魔》も出てきてお手上げ状態となる。
2本目:後手を選択。相手マナフラッド気味でパワーカードを引いていなかったので、
     クリーチャーと本体火力でストレートに削る。
3本目:早いターンに《エズーリの大部隊》が着地し、これはいけるか?思ったが
     向こうも最速で《執行の悪魔》が登場し、こちらのクリーチャーが死亡し
     金属術が解けてひっくり返される。

R7  Herdzina, Wojciech [USA] ○○
よく覚えていないが、普通にクリーチャーを出して殴って楽勝だった記憶がある。

R8 赤白装備ビート Berlin, Martin [SWE] ○○
1本目:《ゴブリンの小槌打ち》に《調和者隊の盾》がついて殴られそうになるも、
    《絡み線の壁》を2体出してガッチリ構える。
    その後は《嵌め乗りの滑空者》に《縒り糸歩き》をつけて空から殴りきる。
    1本目の中盤で気がついたのだが、全般的に相手のプレイが遅い。
    1本目終了時で残り35分(プロツアーは55分制)だったため、プレイスピードを
   上げるように意識する。
2本目:初手に恵まれ、3ターン目《エズーリの大部隊》4ターン目8点パンチと、
    これ以上ないブン回りを見せる。
    とはいえ、こちらもまともなブロッカーがいないため、
     相手の《調和者隊の盾》つきの《ゴブリンの小槌打ち》や
     《オーガの抵抗者》で殴られており、ノーガードのライフ削りあいになる。
     互いのライフが4になったところで、《エズーリの大部隊》でもう一度殴り、
     相手のライフを1にしたところで《金属の嵐》本体3点モード。終わってみれば
     ギリギリであった。

なんとか5-3で初日突破。

2日目へ続く。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索