プロツアーアムステルダム(レポート)
2010年9月6日 ゲームプロツアー アムステルダムに参加してきました。
エクステンデッド構築はドランを選択。
日本のトッププロが使用した青赤昇天に勝負になり、
海外勢が好むであろう「むかつき」にも十分に戦え、
メタの上位に来るであろうと判断したフェアリー、赤単にも戦えるため。
(自身のドラン経験値があったことが一番大きいが・・・)
参加者457人。日本人は40人くらい。
世界選手権への出場を確定させるためにはベスト16(PP7点)が必要。
◆エクステンデッド
R1 フェアリー Kimura, Kazuaki [JPN] ×○×
木村君と当たる。
1本目:思考囲いで手札を覗くと除去がたんまり。
更に、返しのターンで苦花をトップされる厳しい展開。
なんとか大渦の脈動で苦花を除去するが、残った1/1トークンとペンデルヘイブンに
2点クロックを刻まれ、ジリ貧になって負け。
2本目:貴族の教主+台所の嫌がらせ屋で4点クロックを刻む。
消耗戦になるが、相手が土地を少し大目に引いていたおかげでなんとか押し切る。
3本目:平地、緑黒フェッチ、タルモ×2、脅迫、思考囲い、聖遺の騎士の初手を
悩んだ末にキープ。1ターン目に沼から思考囲い打って苦花を落としたまでは
良かったが、そこから延々緑マナを引かずに死亡。マリガンすべきだったのか
1ターン目はつぶやき林を持ってくるべきだったか、未だに悩むところである。
R2 ナヤビート Rispoli, Antonio [ITA] ○○
ヤマネコ、ムカデ、聖遺の騎士、血編み髪のエルフのナヤビートダウンに加えて
罰する火+木立のコンボ、更にヴァラクートも内蔵している。
実際には見なかったが、このタイプはオーメンが入っているに違いない。
1本目:ヤマネコを名も無き転置で除去すると、聖遺の騎士が出てくる。
こちらも聖遺の騎士とドランで応戦するが、血編み髪のエルフから
更に2体目の聖遺の騎士が出てくる。相手の聖遺の騎士が巨大なサイズになり、
負けを覚悟したところ、なんとムカデと2体の聖遺の騎士がフルパンしてきた。
こちらのドランと聖遺の騎士で1体ずつブロックし、ボジューカの沼で
相手の墓地を空にする・・・・場がひっくり返って勝ち。
2本目:先触れ、タルモ、ドランとブン回って勝ち。相手のムカデもなんのその。
R3 親和エルフ Noworaj, Andrew [CAN] ○××
1本目:消耗戦になる。相手はエルフのサイズが大きくなるものの、
コンボパーツを引かずにエルフビートダウンと化す。
こちらは2体のタルモゴイフでなんとか相打ちに持っていく。
エルズペスが間に合って押し切る。
2本目:ラノエから、遺産のドルイド、獣相のシャーマンと2ターン目に展開される。
これ以上の早期展開を防ぐべく、メインで名も無き転置を遺産のドルイドに
打ち込み、 次のターンに獣相のシャーマンに流刑への道を打ち込む。
これが致命的なミスとなり、1ターン生き残った獣相のシャーマンから
イーオスのレインジャーを持って来られ、遺産のドルイド経由で
緑命令打ち込まれて死亡。
3本目:クリーチャーは充実しているが、除去が無い手札を悩んだ末にキープ。
→4キルされる。
R4 青赤昇天+ターボランドっぽいの Rubinovitz, Adam [USA] ○○
青赤昇天であるが日本製のものとは異なり、カルニの庭、ゼンディカーの報復者、探検
などが入った、ターボランドっぽいものである。
1本目:思考囲いで手札を確認すると、昇天とマナリーク×2がある。
しぶしぶマナリークを抜くが、手札にもう1枚あるとわかっているので、
なかなかクリーチャーを展開できない。しかし、相手も土地が3枚で止まり、
痺れを切らして、1マナ残して2枚目の昇天を置くという暴挙?をやらかす。
返しのターンでパルスで2枚割って、タルモを通してエルズペスでジャンプして勝ち。
2本目:脅迫とコジレックの審問で相手の手札を攻める。
早いターンで相手の手札はゼンディカーの報復者×2とサンドバックと化し、
終始優勢に押し切る。
タルモゴイフも青命令も入っていないので、日本製の青赤昇天と比較すると
とても楽なマッチアップである。
R5 リビングエンド Turning, Travis [USA] ×○×
ついに踏んでしまった、絶望的なマッチアップ。
1本目:手札にボジューカの沼が来る。
ドランなどを展開しながら、ボジューカの沼で相手の墓地を空にして
最悪の事態は避ける。
返しで相手は一発目のリビングエンド。場がまっさらになるが再度ドランを展開する。
その後、相手は血編み髪のエルフや、追加のサイクリングクリーチャーなどで
場と墓地を充実させ、少しずつ物量に差が開き始める。
色々と粘ったが、押し切られて死亡。
2本目:相手のリビングエンドに対応し、
聖遺の騎士でボジューカの沼を持ってくる理想的な展開。
相手は追加の続唱スペルを持っていなかったこともあり、
後続クリーチャーを展開し、殴り勝ち。ツイてた。
3本目:またもやボジューカの沼をドローしてしまう展開。
相手の血編み髪のエルフ→大爆発の魔道士が本当にキツく、
まともに4マナを揃えられない展開。
リビングエンドで復活した血編み髪のエルフとミノタウロスに殴られて死亡。
構築2-3で終了。この時点でドラフト全勝縛りとなる。
PTサンファンの時は3-0できたが、今回はどうか。
◆ドラフト
MOでほぼ毎日練習はしていたものの、勝率は高くなく、
青黒赤のどれかの組み合わせでないと、まともに勝てない状態であった。
本戦は、シヴの抱擁→チャンドラの憤慨→霜の壁から強引に青赤に進む。
出来上がったデッキは、予感なし稲妻なしゴッドレアなしの弱い青赤。
R6 緑黒 Wolff, Tobias [DEU] ×○×
相手は緑黒のレアパワーデッキ。
1本目:互いにクリーチャーを展開し、にらみ合いとなる。
その後相手がリリアナ・ベスから持ってきたものは・・・黒タイタン&オーバーラン!
2本目:霜の壁を展開しつつ、飛行クリーチャーでクロックを刻むと、
今度は素で黒タイタンが出てくる。相手のライフも減ってはいるが、
クリーチャー数に絶対的な差が開き、次のターンの相手のアタックで負ける、
というところで、相手吠えたけるバンシーを出してエンド。
相手の場には斑の猪/Brindle Boarがいるため、
返しでフルパンしても致死ダメージに届かないが、
霊気の達人でバンシーを戻してダメもとで自信満々でフルパンすると、
相手が土地を片付け始めた。すごくツイてた。
3本目:やはりデッキパワーの差はいかんともしがたく、綺麗に決められる。
相手:(メインで)ジャイアントグロス打ちます。
私 :はい。
相手:オーバーラン打ちます。
私 :キキジキー!
2-4ドロップ プロポイント2点
残念ながら、目標のワールドの権利&次のPTの権利ゲットはなりませんでした。
来月からまたPTQに参戦します。参加される方はよろしゅう。
エクステンデッド構築はドランを選択。
日本のトッププロが使用した青赤昇天に勝負になり、
海外勢が好むであろう「むかつき」にも十分に戦え、
メタの上位に来るであろうと判断したフェアリー、赤単にも戦えるため。
(自身のドラン経験値があったことが一番大きいが・・・)
参加者457人。日本人は40人くらい。
世界選手権への出場を確定させるためにはベスト16(PP7点)が必要。
◆エクステンデッド
R1 フェアリー Kimura, Kazuaki [JPN] ×○×
木村君と当たる。
1本目:思考囲いで手札を覗くと除去がたんまり。
更に、返しのターンで苦花をトップされる厳しい展開。
なんとか大渦の脈動で苦花を除去するが、残った1/1トークンとペンデルヘイブンに
2点クロックを刻まれ、ジリ貧になって負け。
2本目:貴族の教主+台所の嫌がらせ屋で4点クロックを刻む。
消耗戦になるが、相手が土地を少し大目に引いていたおかげでなんとか押し切る。
3本目:平地、緑黒フェッチ、タルモ×2、脅迫、思考囲い、聖遺の騎士の初手を
悩んだ末にキープ。1ターン目に沼から思考囲い打って苦花を落としたまでは
良かったが、そこから延々緑マナを引かずに死亡。マリガンすべきだったのか
1ターン目はつぶやき林を持ってくるべきだったか、未だに悩むところである。
R2 ナヤビート Rispoli, Antonio [ITA] ○○
ヤマネコ、ムカデ、聖遺の騎士、血編み髪のエルフのナヤビートダウンに加えて
罰する火+木立のコンボ、更にヴァラクートも内蔵している。
実際には見なかったが、このタイプはオーメンが入っているに違いない。
1本目:ヤマネコを名も無き転置で除去すると、聖遺の騎士が出てくる。
こちらも聖遺の騎士とドランで応戦するが、血編み髪のエルフから
更に2体目の聖遺の騎士が出てくる。相手の聖遺の騎士が巨大なサイズになり、
負けを覚悟したところ、なんとムカデと2体の聖遺の騎士がフルパンしてきた。
こちらのドランと聖遺の騎士で1体ずつブロックし、ボジューカの沼で
相手の墓地を空にする・・・・場がひっくり返って勝ち。
2本目:先触れ、タルモ、ドランとブン回って勝ち。相手のムカデもなんのその。
R3 親和エルフ Noworaj, Andrew [CAN] ○××
1本目:消耗戦になる。相手はエルフのサイズが大きくなるものの、
コンボパーツを引かずにエルフビートダウンと化す。
こちらは2体のタルモゴイフでなんとか相打ちに持っていく。
エルズペスが間に合って押し切る。
2本目:ラノエから、遺産のドルイド、獣相のシャーマンと2ターン目に展開される。
これ以上の早期展開を防ぐべく、メインで名も無き転置を遺産のドルイドに
打ち込み、 次のターンに獣相のシャーマンに流刑への道を打ち込む。
これが致命的なミスとなり、1ターン生き残った獣相のシャーマンから
イーオスのレインジャーを持って来られ、遺産のドルイド経由で
緑命令打ち込まれて死亡。
3本目:クリーチャーは充実しているが、除去が無い手札を悩んだ末にキープ。
→4キルされる。
R4 青赤昇天+ターボランドっぽいの Rubinovitz, Adam [USA] ○○
青赤昇天であるが日本製のものとは異なり、カルニの庭、ゼンディカーの報復者、探検
などが入った、ターボランドっぽいものである。
1本目:思考囲いで手札を確認すると、昇天とマナリーク×2がある。
しぶしぶマナリークを抜くが、手札にもう1枚あるとわかっているので、
なかなかクリーチャーを展開できない。しかし、相手も土地が3枚で止まり、
痺れを切らして、1マナ残して2枚目の昇天を置くという暴挙?をやらかす。
返しのターンでパルスで2枚割って、タルモを通してエルズペスでジャンプして勝ち。
2本目:脅迫とコジレックの審問で相手の手札を攻める。
早いターンで相手の手札はゼンディカーの報復者×2とサンドバックと化し、
終始優勢に押し切る。
タルモゴイフも青命令も入っていないので、日本製の青赤昇天と比較すると
とても楽なマッチアップである。
R5 リビングエンド Turning, Travis [USA] ×○×
ついに踏んでしまった、絶望的なマッチアップ。
1本目:手札にボジューカの沼が来る。
ドランなどを展開しながら、ボジューカの沼で相手の墓地を空にして
最悪の事態は避ける。
返しで相手は一発目のリビングエンド。場がまっさらになるが再度ドランを展開する。
その後、相手は血編み髪のエルフや、追加のサイクリングクリーチャーなどで
場と墓地を充実させ、少しずつ物量に差が開き始める。
色々と粘ったが、押し切られて死亡。
2本目:相手のリビングエンドに対応し、
聖遺の騎士でボジューカの沼を持ってくる理想的な展開。
相手は追加の続唱スペルを持っていなかったこともあり、
後続クリーチャーを展開し、殴り勝ち。ツイてた。
3本目:またもやボジューカの沼をドローしてしまう展開。
相手の血編み髪のエルフ→大爆発の魔道士が本当にキツく、
まともに4マナを揃えられない展開。
リビングエンドで復活した血編み髪のエルフとミノタウロスに殴られて死亡。
構築2-3で終了。この時点でドラフト全勝縛りとなる。
PTサンファンの時は3-0できたが、今回はどうか。
◆ドラフト
MOでほぼ毎日練習はしていたものの、勝率は高くなく、
青黒赤のどれかの組み合わせでないと、まともに勝てない状態であった。
本戦は、シヴの抱擁→チャンドラの憤慨→霜の壁から強引に青赤に進む。
出来上がったデッキは、予感なし稲妻なしゴッドレアなしの弱い青赤。
R6 緑黒 Wolff, Tobias [DEU] ×○×
相手は緑黒のレアパワーデッキ。
1本目:互いにクリーチャーを展開し、にらみ合いとなる。
その後相手がリリアナ・ベスから持ってきたものは・・・黒タイタン&オーバーラン!
2本目:霜の壁を展開しつつ、飛行クリーチャーでクロックを刻むと、
今度は素で黒タイタンが出てくる。相手のライフも減ってはいるが、
クリーチャー数に絶対的な差が開き、次のターンの相手のアタックで負ける、
というところで、相手吠えたけるバンシーを出してエンド。
相手の場には斑の猪/Brindle Boarがいるため、
返しでフルパンしても致死ダメージに届かないが、
霊気の達人でバンシーを戻してダメもとで自信満々でフルパンすると、
相手が土地を片付け始めた。すごくツイてた。
3本目:やはりデッキパワーの差はいかんともしがたく、綺麗に決められる。
相手:(メインで)ジャイアントグロス打ちます。
私 :はい。
相手:オーバーラン打ちます。
私 :キキジキー!
2-4ドロップ プロポイント2点
残念ながら、目標のワールドの権利&次のPTの権利ゲットはなりませんでした。
来月からまたPTQに参戦します。参加される方はよろしゅう。
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